なぜ、パソコン教室は失敗するのか?

Googleの検索データから見えることは?

「パソコン教室検索数」は月間1万件以上だが・・

Googleの月間検索数を調べると、「パソコン教室」が月間1万件以上あることがわかります。問題は、「誰が?」「なぜ?」検索しているのかということです。

この数字だけ見て仮説すると、少なくともお年寄りではなく、30代後半以降の主婦が多いのではないかと考えられます。若い女性は高校でもパソコンを使っています。お年寄りはスマホを使わない(スマホを使う人はパソコンも使う)から、この数字には大きく影響していないのではないかということも推察できます。

では、30代後半からの主婦が何を求めているのか?

パートタイムの経理事務などへの再就職のためのスキルアップや資格取得という可能性が見えてきます。資格を取得すれば何とかなるのではという期待があるとも言えます。

一見、大きな市場規模と検索数がありそうだが・・・・実は

80%の教室は年間66万円の市場規模しか獲得できない計算に?

パソコン教室市場規模(年間の商取引)は170億円というデータがあります。

ところが、教室数である6000教室で割ってみると平均283万円です。

二八の法則に当てはめると、上位20%の教室(約1200教室)が市場規模136億円を占めます。単純計算で1教室680万円

残り34億円を残り80%にあたる4800教室で割ってみましょう。

数字が大きいので「0」を2つ除くと、3400万円を48社で分け合っている計算になります。つまり上位20%のパソコン教室でも680万円、残り80%の教室はわずか66万円にしかなりません。都市部だと固定費が高く、地方都市や田舎だとマーケットそのものがもっと小さくなります。しかも、1人が卒業すればまた次の生徒を集めなければなりません。販促経費を考えると絶望的なマーケットです。

主婦やお年寄りに頼るパソコン教室は成り立たない

そこで登場する打開策が、ニーズに合うカリキュラムの提供です。主婦層をターゲットしたオフィス関連事務に必要なスキルと資格取得を目的とした講座はもちろん、お年寄りのスマホ教室、子どもや社会人のプログラミング教室などが挙げられています。

しかし、これらも受講生1人あたりの単価はそれほど高くありません。せいぜい3万円として、毎月5人の新規受講生を集めたとしても15万円。年間60人の受講生を確保しても、180万円にしかなりません。販促経費をいくら抑えても、100万円ものこらないでしょう。ましてや、地方都市や人口10万人以下の田舎で安定して受講生を集めることは、ほぼ不可能です。

高度なプログラミング知識や経験を持ち、都市部でプログラミングの仕事をしながら傍らで教室を主宰するビジネスモデルは成り立ちますが、パソコン教室単独での運営は非常に難しいと言えます。

スモールビジネス起業の失敗の原因と対応策~これだけ知って計画すれば実現する

簡単に言えば、パソコン教室にして他の商品販売と同じように、100万円程度の売上であれば得意分野の商品があれば商品やサービスは売れます。前述したデータでも、それが平均値で66万円であっても100万円は可能です。

ただし、それはファーストステップ。セカンドステップ、サードステップを生み立ててビジネスを開始しないと、すぐに壁に突き当たります。

方法は2つあります。1つは、収入が確保できる商材を増やすということ。もう1つは、サブスクリプション経営です。ある英語教室は、3歳から開始して毎月受講料を払い、大学受験まで15年間、安定した売上を確保しています。この安定成長のきっかけは、設備投資と講師陣の確保です。つまり、企業経営としての教室に転換していった結果です。

その営業モデルはインターネットが登場して間もないころの話ですが、実はいま、そのビジネスモデルがインターネットマーケティングのセオリーと一致していることもわかっています。

パソコン教室は、誰でも自宅で簡単に開設することができます。そこに、商材(サービス)を増やす、サブスクリプション経営を念頭に取引先から継続した売り上げが期待できるビジネスモデルにする必要があります。

そうすれば、年間66万円、上位教室でも680万円にしかならないビジネスのなかで、安定して売上を増やし、100万円のビジネスを1000万円、1億円にすることも実現します。

現状のPC編集カリキュラムから3ステップで収益構造を作っていく方法(画像クリックでショート動画がご覧になれます)

ステップ1

手持ち商品の収益化プログラム

ステップ2

PC編集&文系DXマネージャー養成

ステップ3

PC編集スタジオ運営

現状のPC編集カリキュラムから3ステップで収益構造を作っていく方法

コンサルタントも広告代理店も「情報を論理的に理解しアドバイスできるロジック」を持っていない

画像クリックでショート動画

成長企業が導入しているプロジェクト型モデル(下記図参照)とA4×300枚に再現した思考モデルを使って、自社カリキュラムの「収益化」から開始してみましょう。

商品の収益化はロジックに基づいた物語化で実現する

名刺印刷の営業モデルを使って簡単に紹介します。

名刺印刷は確実にニーズがあります。しかし、どこでも同じならネット印刷がとても安価です。地元印刷会社の提案は「2.個別欲求」に注目、その条件となる要素をAIを使って収集し大きな括りで整理します。

さらに「4.自社のブランディングやナレッジ」から機能や作用を加えることで、独自の提案として組み立てます。

その提案から、「・賛同できる提案(気づく)・共感できる価値(わくわくする)・期待できる商品(理解する)」コンテンツを組み立てることで、収益商品に変えていきます。

「商品」「コンテンツ」「メディア」は、マスメディアを使わなくても自社メディアで運用が可能です。

企業が求める人材を「文系DXマネジメント」を基本に養成し、企業や専門店に情報編集サービスを提供するビジネスモデルを形成することで、独自の収益モデルを作っていくことができます。

[起業]パソコン教室開業 営業企画 企画広報 転職就職カリキュラムで独自収益できます

競合なしオンリーワンの論理的組み立てで展開する DX展開型パソコン編集塾で3つの収益モデルから個別に収益サービスを開発 

88000円で新たなビジネスモデルを作る ランサーズの編集ジャンルで100件以上の実績を積み上げながらロジックを積み上げて進化させたビジネスモデルです。現在はフリーランスとして旅行を楽しみながら、企業のネットショップ運営リーダーと広報部門リーダーを兼任。